内水面漁業の振興に関する法律の基本事項
- 内水面漁業とは、「食用水産物の供給」「水産資源の増殖」「漁場環境の保全と管理」を通して、多面的機能を発揮し、国民生活に寄与するものである。
- 内水面漁業とは、水産動物の採捕または養殖の事業を言う。
- 内水面漁協は「内水面漁業の振興」「水産資源の回復」「漁場環境の再生」を目的に内水面漁業の健全な発展に関する基本的事項を定めて施策を推進する。
- 内水面漁業者の責務は、水産資源の回復と漁場環境の保全等に自ら取り組み、国地方公共団体の振興施策に協力するよう努めることである。
当組合の事業概要
増殖事業
あゆ、うなぎ、ふなの放流を行っています。
放流実績に関する情報、及び放流稚魚の成育状況等は、適時最新情報として掲載します。
あゆの放流事業では、地域の小学生児童を対象として、自然環境の学習も兼ねた放流体験を行っています。
魚が住める川を守る事、自然を汚さない事の大切さを実感し、次の世代へ引き継いで欲しいと願っています。
漁場環境再生対策事業
- カワウ対策一駆除
- 増え続けるカワウ対策として、猟友会の協力を得て駆除を行っています。
- 期間は4月下旬から7月初旬の間で、主に早朝に行っています。
- カワウ対策一追払い
- 漁場の食害対策として、定期的に漁場を巡回しカワウの追払いを行っています。
期間は4月から8月の遊漁最盛時期に行っています。 - カワウ対策一飛来調査
- 増え続けるカワウ対策として、カワウの生息状況の継続調査として、定期的に飛来状況を定点観察しています。
観察結果は県へ報告し、全国の生息状況調査資料データとして活用されています。
- 汚濁監視
- 河川の汚濁が発生していないか、随時河川の監視をしています。
また、漁業権のある水域に関連する土木工事等について、工事内容を把握し汚濁の発生等について監視しています。
また、工事に関わる河川環境への影響を鑑み、工事事業者様から汚濁協力金を頂戴し、事業活動費に充てております。
- 草刈等
- 漁場区域内について、適時必要箇所の草刈り等を行っています。
遊漁事業
- 遊漁承認証の販売
- 当組合の漁場区域内での組合員以外の遊漁希望者への遊漁承認証の販売(遊漁許可)をしています。
詳細は遊漁規則欄をご覧ください。
- 漁場監視
- 不正な漁業が行われていないか、随時漁場の監視をしています。
川に親しむ取組
- 地域の小学生児童の放流体験
- 放流体験を通し、川を身近に感じる機会として欲しいと願っています。
- お盆川遊び
- 8月15日に三川ダムのご協力のもと、ダム放水を止め、遊漁の機会を作っています。