7月4日に投網が解禁になりました。
初日は20名余りの遊漁者が投網を楽しんでおられました。
午前中に70尾程 獲られていました。
アユのルアーフィッシングについて
当漁協では未だ余り目にしないアユのルアー釣りですが、
ルアーによるアユ釣りの方法もあります。
ルアー釣りは、友アユの心配がいらず手軽な釣り方なうえ、
竿が短いため川幅の狭い支流等で釣りやすい方法とも言えるでしょう。
ルアー釣りにも色々な形が有るようですが、従来からの友釣り遊漁者
と共存できる事や、掛け針を多数付ける等の不適切な方法により、
他の遊漁者へ迷惑を掛けない事が基本的に大事な事です。
従って、当漁協ではルアーによるアユ釣りについては、友釣りと同じように
縄張りアユをアユ型ルアーをオトリに見たてて釣る方法を推奨します。
放流アユと湖産アユの見分け方について
当漁協の漁場には放流アユと、八田原ダム・三川ダムで生まれて遡上
する湖産アユが混在しています。
釣れたアユは果たしてどちら・・・?
放流アユ(養殖)と湖産アユ(天然)の見分け方は色々有るようですが、
主な特徴として以下のような事が言われています。(絶対ではない)
参考にして、どちらが沢山釣れたか確認してみてはどうでしょうか。
——————- 放流アユ 湖産アユ —————
アゴの穴 4つより少なく不規則 4対きれいに並んでいる
頭 大きい 小さい
背びれ 黄か褐色 黒
中央ウロコ 15-20枚 25-28枚
胴体 細かく丸い 体高がある
全長平均 20cm前後 15-16c
— ただ、早い時期に遡上して大きくなる
— オオアユもいる
6月12日8時にアユの釣りが解禁になりました。
あいにくの小雨模様の悪天候ながら、60名程の愛好家で釣り場は賑わいました。
釣果のほどは
最も多い人は76尾を釣り上げました。
平均して35匹程度と好調でした。
サイズも最大は20.8㎝、平均で16-18㎝と順調な生育状況の様子。
試験採捕の好感触の通り、数、サイズとも好調な解禁となりました。
今年は期待できそうだと言う声を聞きます。
沢山の組合員・遊漁者の皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。
当漁協では、アユの釣り解禁に先立ち、試験採捕を行いアユの育ち具合、
生息状況を事前に調査して組合員及び遊漁者の皆様に情報提供しています。
今年は6月5日-6日に掛けて下記の通り実施しましたので報告致します。
実施日 6月5日、6日 快晴 気温24℃ 水温 19-21℃
実施者 組合員 沖永吉広氏 に依頼
実施方法 投網
実施場所 友釣り専用区 小谷大橋 川塚大橋 井原橋 大吾橋 奴田橋
計6か所 一か所3投程度
サイズ 平均 16㎝ 最長 19㎝
沖永氏の総評 ・本流筋は天然遡上が多く、アユが良く見える状況
・放流アユは12-15㎝程度まで成長しているが、未だ群れている
・三川ダムからの遡上は少なめな印象
・矢多田川は松崎トンネル付近までは放流アユを確認できた
・全体的に遡上、放流共に数も太りも良いようで期待できそう
試験採捕結果画像
採捕場所付近写真
小谷大橋上流 小谷大橋下流
井原橋上流 井原橋下流
大塚大橋上流 大塚大橋下流
大吾橋下流 (矢多田川)
友釣り専用区 平岩橋下流
奴田橋付近(三川ダム上流)
採捕アユ
最長アユ 19㎝ 平均的サイズ 16㎝程度
採捕の様子
試験採捕の結果は良好なようで楽しみにしています。
6月12日 釣り解禁
7月 4日 投網解禁
存分にアユ漁をお楽しみください。
令和3年6月2日に今年1回目のウナギ放流を行いました。
最近は国内採取のシラスウナギは低調で種苗単価は高額になっています。
今回は内水面漁連からの斡旋種苗 25Kgを放流しました。
今年秋にも2回目の放流を計画しています。